そのお着物を手渡されたときに、しみが一番に気になることだと思います。
30年35年以上経ったお着物、シミはございませんか?
生地が大丈夫と判断し地色の確認をして、クリーニング後しみぬき検査をします。なぜクリーニング後しみぬき検査をさせて頂くのか?クリーニングによって油膜を取りしみ抜き材が浸透しやすくなる為です。
当店のしみ抜きは
1 油性 2 水性 3 酵素 4 漂白 5 色修正
という段階を経ていきます。
どの段階で落ちるか?その段階によってしみ抜き料金は変わってきます。
実際に一部しみ抜きをしお客様にお値段を示します。そこでしみ抜きするか?しないか?判断して頂きます。
●しみぬきができないと判断したとき
茶色から黒くなっているシミも多数ございます。触ってみると生地が弱くなっていて朽ちていきそうな穴が開きそうになっているもの等。
シミ抜きが難しいと判断した場合には【がらたし】がございます。
シミの上に柄を描き生地もさらに丈夫にし、より華やかにその着物の良さを決して消さずにそのデザインを大事にする。そういうがらたしが当店の得意としている事、型を作ってベタベタと塗りたくっているがらたしは柄足しではありません。